便秘を解消するための身近な成分|オリゴ糖とオリーブオイルがおすすめ

普段から摂取しておきたい便秘に良い成分をまとめてみました。

1.オリゴ糖

オリゴ糖が便秘に良い、というのは有名です。

普通の糖分はカロリーとして体に吸収されてエネルギーになったり、摂りすぎると太る原因にもなってしまいますが、オリゴ糖は体に吸収されずに腸内で善玉菌を増やす働きがあります。

「オリゴ糖を摂りすぎると太るのではないか?」と心配する人が多いですが、オリゴ糖では『太りません』

なぜなら体にカロリーとして吸収されないからです。

意外と知られていないのは、オリゴ糖には『種類』があるということです。
オリゴ糖の種類が違えば、腸内に与える効果も全く変わってしまいます。

今までオリゴ糖を試しても便秘が改善しなかった場合、オリゴ糖の種類を変えて見ることで、便秘が改善することもあります。

2.酒粕

近年、非常に注目されているのが酒粕(さけかす)です。
酒粕には『レジスタントプロテイン』という成分が豊富に含まれています。
『レジスタントプロテイン』は『スーパー食物繊維』と呼ばれることもあるほど、今までの食物繊維を超える多くの効果が期待できる成分です。

『レジスタントプロテイン』が普通の食物繊維と違うのは便通をスムーズにしてくれる効果が非常に高いだけでなく、「脂肪を吸着」して便と一緒に排泄してくれる効果が高いのです

『便秘改善』『ダイエット』の両方に高い効果が期待できる成分なのです。

3.ケフィアヨーグルト

ケフィアヨーグルトはやや特殊なヨーグルトで、コーカサスという地域で2000年前から作られていた伝統食品です。

便秘にはヨーグルトが良いというのは常識ですが、普通のヨーグルトには致命的な欠点があります。

ヨーグルトは乳酸菌を発酵させて作られますが、普通にコンビニで売られているヨーグルトの場合、ほとんど『1種類の乳酸菌』を使って作られています。
ところが『1種類の乳酸菌』では腸内環境は改善しにくいのです。

私たちの腸内では300種類以上の腸内菌がバランスを保っています。

腸内環境は『会社』のようなものだと言われます。会社も、営業、経理、総務、開発・・どれか1つだけは成り立ちません。

腸内環境も同じで、『1種類の乳酸菌』だけでは、効果がなかったり、一時的な効果で終わってしまうことがあるのです。

ケフィアヨーグルトが普通のヨーグルトより優れているのは、数十種類の乳酸菌の『複合発酵』によって作られている点です。

しかも人工的に複数の乳酸菌を配合するのではなく、自然発酵で作られる伝統食品なので、長期的に摂取する場合も安心です。

ヨーグルトの効果が一時的に終わってしまう人に特におすすめの食品です。

4.フコダイン(海藻類)

もずくに代表される海藻類には『水溶性』食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維には『不溶性食物繊維』と『水溶性食物繊維』がありますが、
スッキリと排便するためには『水溶性』食物繊維が必要になります。

野菜から摂れる食物繊維の多くは『不溶性』食物繊維なので、しっかり野菜を食べても便秘が改善しない場合、
『水溶性』食物繊維を補給して、バランスを整えることが大切です。

海藻類の食物繊維は『フコダイン』と呼ばれています。機能性食物繊維として、サプリ先進国のアメリカでは既に大人気の成分です。

『フコダイン』には「内臓機能の改善」や、「免疫機能の改善」効果が報告されており、新陳代謝を良くしたり、肌荒れ、アレルギーへの効果も期待できます。

5.オリーブオイル(エクストラバージン)

オリーブオイルは美容にも健康にも、最高の食品の1つです。
便通を良くする効果は有名ですが、オリーブオイルの特に優れた点は、ただ便通を良くするだけでなく、腸の粘膜を保護する効果もあることです。

オリーブオイルには数十種類の『ポリフェノール』が含まれていて、さらに美容ビタミンである『ビタミンE』も豊富に含まれています。

油分を摂る場合、肌荒れを心配する女性は多いですが、オリーブオイルに含まれる油分は『オメガ9』と呼ばれる油です。
普通の食事に含まれる油分である『オメガ6』とは全く違います。

『オメガ6(サラダ油など)』は炎症を引き起こすので、過剰に摂取すると肌荒れ、ニキビの原因になりますが、『オメガ9(オリーブオイル)』はむしろ肌荒れを防ぐ効果があります。

オリーブオイルを選ぶ時は、多少高くても必ず『エクストラバージン』を選びましょう。
最も豊富に『ポリフェノール』や『ビタミンE』が含まれるからです。

オリーブオイルの飲み方にもポイントがあります。
便通改善効果を最も高める飲み方は、『空腹時』にオリーブオイルだけを飲むことです。
『空腹時』に飲むことで、成分が直接、大腸に届きやすくなります。

逆に、美肌効果やアンチエイジングのためには食事と一緒に摂る方が良いです。
特に油分の含まれる食事と一緒に摂取すると、体内に吸収されやすいと言われます。

便秘に効かす場合は『空腹時』、肌に効かす場合は『食中、食後』です。

食事に使う場合、オリーブオイルを加熱しすぎると『酸化』してしまい、『ポリフェノール』が失われる可能性があるので、ドレッシングにしたり、調理後の料理に振りかける使い方が理想です。

オリーブオイルにも色々な味があるので、自分にあったオリーブオイルを見つけておくと一生物ですよ。